Global Pipeline
グローバルパイプライン
楽天メディカルは、独自の技術基盤「アルミノックス™プラットフォーム」を基にした革新的な治療法「アルミノックス治療」(光免疫療法)を、世界中の患者さんに可能な限り迅速にお届けすることを目指して研究開発を進めています。
アルミノックス治療は、1)薬剤の投与、2)レーザ光の照射、の2段階で構成されます。本治療に用いる薬剤は、光に反応する物質(光感受性物質)である色素「IRDye® 700DX」(IR700)と、がん細胞など特定の細胞に選択的に集積する成分(キャリア)との複合体です。
楽天メディカルは、創薬プログラム「アルミノックスパレット™」において、抗体をはじめとする多様なキャリアを用いて薬剤の開発を進めています。
これらの薬剤を用いたアルミノックス治療の開発パイプラインは、以下の通りです。
2024年8月時点
対象疾患
地域
試験名
開発段階
臨床試験情報(外部サイト)
ASP-1929
切除可能な原発または再発の頭頸部扁平上皮がんまたは皮膚扁平上皮がん
米国
ASP-1929-103 2
(Window of Opportunity 試験)
Phase 2
ASP-1929 + 抗PD-1抗体
再発または転移性頭頸部扁平上皮がんもしくは局所進行または転移性皮膚扁平上皮がん
米国
ASP-1929-181 2
Phase 1b/2
RM-1995
RM-0256
未定
未定
未定
Pre-clinical
-
- 本試験は、日本において既に承認されているASP-1929(国内製品名:アキャルックス®点滴静注250㎎)の製造販売後臨床試験として実施しています。ASP-1929はRM-1929-101試験(ClinicalTrial.gov:NCT02422979)およびRM-1929-102試験(jRCT:jRCT2031200133)を基に国内で承認を取得しました。RM-1929とASP-1929は、同一の有効成分からなる薬剤です。
- 現在、被験者の募集は行っていません。
- 試験は終了しています。
- 本試験は、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(Japan Agency for Medical Research and Development:AMED)に採択された研究開発課題の一部であり、AMEDより助成を受けています。
本ページは、楽天メディカルの研究開発の状況を示すものであり、臨床試験の公的データベースである米国のClinicalTrials.govや日本の臨床研究等提出・公開システム(jRCT)などで公開されている情報の範囲内で作成されています。医薬品・医療機器の宣伝や広告、臨床試験の参加者募集、患者さんへの医学的アドバイスの提供を目的とするものではありません。