楽天メディカルと一般社団法人 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会は、5月25日に開催されたJ1リーグサッカークラブ「ヴィッセル神戸」ホーム公式戦において、疾患啓発イベント「楽天メディカル 頭頸部がん克服デー」を行いました。
当日は、19時キックオフの試合に合わせて、16時30分より場外ブースをオープンし、頭頸部がんの早期発見のための受診勧奨の動画や、頭頸部がんの予防に関する動画を放映しました。また、選手パネルと写真撮影できるフォトブースを設置し、#頭頸部がん#頭頸部外科月間のハッシュタグをつけてTwitter等のSNSに投稿した方に抽選でサイン入りグッズをプレゼントする企画を行い、頭頸部がんの認知向上に努めました。
ブースでは頭頸部がんのシンボルであるバーガンディとアイボリーのリボンをモチーフにしたヴィッセル神戸とのコラボピンバッチを先着500名に、入場ゲートでは頭頸部がんに関する情報を掲載した楽天メディカル・日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会・ヴィッセル神戸のコラボクリアファイルを先着1万名に配布しました。
また、病気やけがと闘っている8名の小学生を招待し、試合開始の選手入場の際のエスコートキッズとして選手と写真撮影をしました。エスコートキッズ特典の試合前ピッチ見学では、前のめりで選手のアップを見学していた子どもたち。選手と間近に接することができて大喜びの様子を見ると、改めてスポーツが人々に勇気や感動を与える力の大きさを感じます。
ハーフタイムには、ヴィッセル神戸の郷家友太選手のナレーションによる頭頸部の機能を紹介する動画、酒井高徳選手による受診勧奨のメッセージ動画が放映されました。頭頸部には、目、鼻、耳、口など、日常生活を送る上で重要な機能が備わっています。選手の声を通じて、頭頸部の機能の大切さを観客にお伝えすることができました。さらに、日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会の松浦一登先生がヴィッセル神戸のマスコットであるモーヴィとピッチに登場、「チームに大きな声援を送ること、スタジアムのグルメを楽しむこと、口やのどはとても大事なものです。耳鼻咽喉科・頭頸部外科医は、この領域にできるがんの治療のスペシャリストです。不安なことがあったら、お近くの耳鼻科を受診してください」とピッチから呼びかけました。
日本では、年間約48,000人*の方が頭頸部がんを発症していますが、このがんについてはあまり知られていません。こういった背景から、当社は、より多くの方に頭頸部がんについて知っていただくため、抽選で25組50名様を本イベントにご招待する企画も実施しました。本抽選申込み時に実施したがんに関する認知度調査(オンラインで実施、回答総数352名)では、7割近くの人が「頭頸部がん」という疾患名について「聞いたことがない」と回答しました。
<楽天メディカルで実施したがんに関する認知度調査の主な結果>
本イベントで実施した様々な企画をきっかけに、多くの方に「頭頸部がん」について知っていただけたのではないでしょうか。
楽天メディカルは、今後も、頭頸部がんに関連する学会やヴィッセル神戸の選手と共に、一人でも多くの方に頭頸部がんについて知っていただき、同疾患の予防および早期発見に繋がるよう啓発活動に取り組んでまいります。頭頸部がんについては、当社の疾患啓発サイト「知ってほしい耳・鼻・のど・口・舌のがんのこと」で詳しく解説していますので、ぜひ、ご覧ください。