楽天メディカル株式会社(本社:東京都世田谷区、代表取締役会長:三木谷 浩史)は、2024年2月1日付で同社の取締役が異動となり、新・代表取締役 社長に前田 陽が、新・代表取締役 副社長に小玉 裕之が就任することとなりましたので、お知らせします。
楽天メディカル株式会社は、新たな経営体制のもと、アルミノックス治療(光免疫療法)の国内でのさらなる普及と発展に取り組むとともに、グループ各社や国内外の医療機関と連携して本治療のグローバルでの発展に向けて全力を尽くします。
なお、楽天メディカル株式会社の現・代表取締役社長である虎石 貴は、代表取締役および社長を退任しますが、引き続き、同社の親会社である楽天メディカル社(米国法人)の共同チーフ・エグゼクティブ・オフィサー(Co-CEO)兼プレジデントとして、同じく楽天メディカル社Co-CEOの三木谷 浩史とともに、グループ全体の経営を担います。
1.楽天メディカル株式会社の新・取締役体制(2024年2月1日付)
氏名(ふりがな) | 役職名 |
三木谷 浩史(みきたに ひろし) | 代表取締役 会長 |
前田 陽(まえだ みなみ) | 代表取締役 社長 |
小玉 裕之(こだま ひろゆき) | 代表取締役 副社長 |
虎石 貴(とらいし たかし) | 取締役 |
Abhijit Bhatia(あびじっと・ばてぃあ) | 取締役 |
2.新任代表取締役
前田 陽
略歴: | |
2012年3月 | 東京大学公共政策大学院 修了 |
2012年4月~2013年10月 | マッキンゼー·アンド·カンパニー ジャパン |
2013年11月~2015年1月 | 首相官邸 |
2015年1月~2016年9月 | マッキンゼー·アンド·カンパニー ジャパン |
2015年5月~2016年9月 | McKinsey South Africa |
2016年9月~2017年8月 | 厚生労働省 |
2017年11月~ | 楽天メディカル株式会社 |
小玉 裕之
略歴: | |
2007年3月 | 東京大学大学院博士課程 修了(理学博士) |
2007年4月~2010年6月 | マッキンゼー·アンド·カンパニー ジャパン |
2010年7月~2011年7月 | 京都大学アイセムス(高等研究院 物質-細胞統合システム拠点) |
2012年11月~2013年6月 | マッキンゼー·アンド·カンパニー ジャパン |
2013年7月~2019年3月 | 三井物産株式会社 |
2015年5月~2018年9月 | NovaQuest Capital Management, L.L.C. |
2019年4月~ | 楽天メディカル株式会社 |
楽天メディカル株式会社について
楽天メディカルは、アルミノックス™プラットフォームと呼ぶ技術基盤を基に、薬剤と光を組み合わせた、がんをはじめとした様々な疾患に対する新しい治療法の開発および販売を行うグローバルバイオテクノロジー企業です。同プラットフォームを基に開発した医薬品・医療機器の非臨床試験(非公開データ)では、特定の細胞の選択的な壊死が確認されています。楽天メディカル社は、世界中の一人でも多くの患者さんに、一日でも早く、私たちの革新的な治療法をお届けすることにより「ガン克服。」というミッションの実現を目指しています。本社を構える米国に加え、日本、台湾、スイス、インドの世界5カ国に拠点を有しています。楽天メディカル株式会社は、楽天メディカル社(米国法人)の日本法人です。詳しくは、https://rakuten-med.com/jp/をご覧ください。
アルミノックス™プラットフォームについて
アルミノックス™プラットフォームは、治療技術基盤の名称であり、米国国立がん研究所の小林久隆先生らが開発したがん光免疫療法が基となっています。同プラットフォームは、医薬品、医療機器、医療技術、その他周辺技術を総合的に利用した技術基盤であり、楽天メディカル社は、これに基づき製品や治療法の開発を進めています。同プラットフォームを用いた治療は、「薬剤の投与」と「光の照射」の 2 段階で構成されます。薬剤は、光感受性物質 (光に反応する物質) と、キャリア (特定の細胞に選択的に集積する成分) から組成される複合体です。同薬剤を投与し、特定の細胞に選択的に集積させた後、その細胞に特定の光を照射することで光感受性物質を活性化させ、生化学・物理学的プロセスにより、特定の細胞を壊死させ、あるいは、排除します。