- 従業員および同家族に加え、ノエビアスタジアム神戸での大規模ワクチン接種の 運営ノウハウを生かした近隣住民への接種機会の無償提供を検討 –
楽天グループ株式会社(本社:東京都世田谷区、代表取締役会長兼社長:三木谷 浩史、以下「楽天」)および楽天メディカルジャパン株式会社(本社:東京都世田谷区、代表取締役会長:三木谷 浩史、以下「楽天メディカルジャパン」)は、新型コロナウイルスワクチンの「職域接種」に関する政府方針の発表を受け、希望する従業員およびその家族が迅速かつ安心してワクチン接種を受けられる環境を整え感染・重症化・クラスター発生を予防し、ひいては社会的な集団免疫の早期獲得・経済活動再開への貢献を目的に、6月21日(月)を目途に準備が整い次第順次、ワクチンの職場接種に協力することを決定しましたので、お知らせします。
まずは東京・二子玉川の楽天本社オフィス「楽天クリムゾンハウス」にて実施し、地方支社においても接種会場を順次設ける予定です。対象は、日本国内における楽天のグループ会社従業員・楽天メディカルジャパン従業員(各間接雇用含む)、およびその家族となります。また今後、関係各所のご要望をうかがい条件が整えば、近隣住民を対象としたワクチン接種機会の無償提供も検討してまいります。
政府では、7月末までに高齢者への接種を完了するため「1日100万回接種」を目標として掲げられていますが、コロナ禍の終息は高齢者の接種完了だけでは達成しえません。変異株の急拡大や若年層の重症化など、ウイルスは年代を超えて脅威となっており、一刻も早い、一人でも多くの国民へのワクチン接種実現に向けて、ひとつでも多くの接種可能な会場を設置することが重要です。
楽天と楽天メディカルジャパンでは、その後押しをするべく5月から神戸市や医療機関と連携し、国内初となる産学官連携による5,000人規模のワクチン大規模接種が可能な体制をノエビアスタジアム神戸において構築し、そのオペレーションを担っています。初めてオンライン予診を導入する等、安全かつ効率的な運営を図っており、蓄積したノウハウを今回の運営にも生かしていきます。
ワクチン接種の概要は以下の通りです。
- 接種開始日: 6月21日(月)を目途に準備が整い次第順次
- 場所 : 東京・二子玉川の楽天本社オフィス「楽天クリムゾンハウス」※楽天の地方拠点においても順次開設予定です。
- ワクチン : 政府より配布されるモデルナ社製ワクチン
- 対象者 : 楽天のグループ会社・楽天メディカルジャパン従業員(各間接雇用含む)とその家族、および条件が整えば近隣住民のうち接種希望者
- 接種人数 : 計約60,000名(従業員・同家族の推計人数)
- 接種可能数: 1日あたり1,000名規模から開始し、5,000名規模へと順次拡大予定
- 協力事業者: 関係医療法人
なお、楽天および楽天メディカルジャパンでは、「職場接種」に関わらず、6月1日からワクチン接種時の特別休暇を設けています。本人のワクチン接種に際して、接種1回目は1日(接種日)、接種2回目は2日(接種日および翌日)の特別休暇取得を可能としています。また、家族のワクチン接種に際して、サポート付き添い・接種後の副反応の看病などが必要な場合も同様に特別休暇の取得を可能としています。
今後も、一日も早いコロナ禍の終息に向けて、できる限りの協力を進めてまいります。