※米国楽天メディカル社が、2023年8月10 日(米国時間)に発表したプレスリリースの日本語版です。内容については、英語原文が優先されます。
楽天メディカル社(本社:米国カリフォルニア州サンディエゴ/以下、楽天メディカル)は、このたび、Hikma Pharmaceuticals PLC(本社:英国ロンドン/以下、Hikma)と、楽天メディカル独自の技術基盤であるアルミノックス™プラットフォームを基に開発された製品の中東・北アフリカ(MENA)地域における独占的ライセンス契約を締結しましたので、お知らせします。
本契約のもと、Hikmaは、アルミノックス治療(光免疫療法)に用いる製品を同地域において独占的に販売する権利を有します。
楽天メディカルCo-CEOの三木谷 浩史は、次のように述べています。「当社は既に米国、日本、台湾、インドなど複数の国・地域においてアルミノックス治療の開発を進めていますが、MENA地域における本契約により、グローバル展開がまた一段と加速します。Hikmaの同地域での強固な事業基盤と医療における高い専門性のもと、当社が高度な知見を有するアルミノックス™プラットフォームが、同地域で飛躍的に発展するものと期待しています。」
HikmaのExecutive Vice ChairmanでありMENA地域担当PresidentであるMazen Darwazah氏は、次のように述べています。 「本契約により、当社は優れたグローバル・パートナーと連携し、がん領域およびバイオテクノロジー領域における当社の成長ポートフォリオを強化することができます。これにより、MENA地域のがん患者さんに革新的な技術をお届けし、より健康的な毎日を過ごしていただくよう支援することは、当社にとって何よりも重要なことです。」
Hikma Pharmaceuticals PLCについて
Hikmaは、世界中の人々がより健康な毎日を過ごせるよう、40年以上にわたり質の高い医薬品を創製し、それを必要とする人々にお届けしています。英国に本社を置き、米国、中東・北アフリカ(MENA)、ヨーロッパに拠点を持つグローバル企業です。独自の洞察力と専門知識を活かし、最先端の科学を人々の生活を一変させるような革新的なソリューションとして提供します。カスタマーやカスタマーがケアする人々に貢献することを第一に、創造的な思考と実践的な行動により、ブランド医薬品およびノンブランドのジェネリック医薬品を幅広く提供しています。8,700人の従業員が一丸となって、すべての地域社会を豊かにするような、より健康的な社会の実現を目指しています。ライセンシングにも注力しており、ベンチャー・キャピタル部門を通じて、革新的な医療技術を世界中の人々に提供する活動も行っています。詳しくは 、www.hikma.com をご覧ください。
楽天メディカル社について
楽天メディカル社は、アルミノックス™プラットフォームと呼ぶ技術基盤を基に、薬剤と光を組み合わせた、がんをはじめとした様々な疾患に対する新しい治療法の開発および販売を行うグローバルバイオテクノロジー企業です。同プラットフォームを基に開発した医薬品・医療機器の非臨床試験(非公開データ)では、特定の細胞の選択的な壊死が確認されています。楽天メディカル社は、世界中の一人でも多くの患者さんに、一日でも早く、私たちの革新的な治療法をお届けすることにより「ガン克服。」というミッションの実現を目指しています。本社がある米国に加え、日本、オランダ、台湾、スイス、インドの世界6カ国に拠点を有しています。楽天メディカル株式会社は、楽天メディカル社(米国法人)の日本法人です。詳しくは、https://rakuten-med.com/jp/をご覧ください。
アルミノックス™プラットフォームについて
アルミノックス™プラットフォームは、治療技術基盤の名称であり、米国国立がん研究所の小林久隆先生らが開発したがん光免疫療法が基となっています。同プラットフォームは、医薬品、医療機器、医療技術、その他周辺技術を総合的に利用した技術基盤であり、楽天メディカル社は、これに基づき製品や治療法の開発を進めています。同プラットフォームを用いた治療は、「薬剤の投与」と「光の照射」の 2 段階で構成されます。薬剤は、光感受性物質 (光に反応する物質) と、キャリア (特定の細胞に選択的に集積する成分) から組成される複合体です。同薬剤を投与し、特定の細胞に選択的に集積させた後、その細胞に特定の光を照射することで光感受性物質を活性化させ、生化学・物理学的プロセスにより、特定の細胞を壊死させ、あるいは、排除します。
フォワード・ルッキング・ステートメント(将来予想に関する記述)
このプレスリリースに含まれる表現は、1995年米国民事証券訴訟改革法(Private Securities Litigation Reform Act of 1995)セーフ・ハーバー条項にある将来の見通しに関する声明に相当します。同声明は、様々なリスクや不確定要素、仮定を含むため、楽天メディカル社の事業計画及び結果は、本声明で想定された結果や公開された予想と異なる場合があります。「将来の見通し」に関する声明では、アルミノックス™プラットフォームで開発された当社製品に関連するサービスの商業化、その他の規制、販売承認の取り組みに関する情報を含みます。製品の販売承認や商業的成功は、達成されない場合もあります。将来の見通しに関する表明は、潜在的な利益、アルミノックス™プラットフォームで開発された当社製品の有効性と安全性、薬事申請状況を示します。このような声明では、「予期する」、「信じる」、「希望する」、「推定する」、「見通す」、「期待する」、「意図する」、「可能性のある」、「場合がある」、「提案する」、「計画する」、「戦略を立てる」、「するであろう」、「する」などの表現が使われ、いずれも現在の当社の信念に基づいて用いられます。さらに、このプレスリリースでは治験データに関する意見を述べる上で、「重要な」、「注目すべき」、「全般的に忍容性が良好」「管理可能な」「異常な」というような表現が使用されます。継続的である治験研究は、様々なリスクや不確定要素を含み、特に当社製品の製造段階での問題、安全性に関わる有害事象の発生、治療効果が見込めない状況など、合理的なもの、不合理なものを含め様々なリスク、不確定要素に左右されることがあります。そのため、規制当局による承認や当社製品の商業化の不確定要素を含め、実際の結果が公開された情報と異なる場合があります。当社は、準拠法で義務付けられた範囲を除き、新しい情報が得られたかどうか、将来何らかの展開または出来事が生じたかどうか、仮定に変化が見られたかどうか、将来予想に関する記述に影響する要因に変化があったかどうか、もしくはその他の理由の如何によらず、将来予想に関する本記述あるいは、他の記述を公式に改定する義務を負いません。当社が1つ以上の将来予想に関する記述を改定する場合も、その改定が、あるいはその他の将来予想に関する記述が、さらに改定されると推論すべきではありません。