-「お買いものパンダ」を用いた啓発シールで「頭頸部がん」の認知度向上を図り、予防や早期発見、早期治療へ繋げる -
一般社団法人 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会(所在地:東京都港区、理事長:村上 信五)と楽天メディカル株式会社(本社:東京都世田谷区、代表取締役会長:三木谷 浩史/以下、楽天メディカル)は、「知ってほしい頭頸部がん ~耳・鼻・のど・口・舌のがん~」をテーマとし、楽天の公式キャラクター「お買いものパンダ」を用いた頭頸部がん啓発シール(以下、本シール)を全国の医療機関などで順次配布することをお知らせします。
<「お買いものパンダ」を用いた頭頸部がん啓発シール>
頭頸部がんは、脳と目を除いた頭から鎖骨までの範囲に含まれるがんの総称です。耳、鼻、喉、口、舌などの部位に発症するがんで、中耳がん、鼻腔・副鼻腔がん、咽頭がん、喉頭がん、口腔がん(舌がんを含む)、唾液腺がん、甲状腺がんなどの診断名がつきます。本シールでは、「お買いものパンダ」が頭頸部がんの予防として、禁煙や節酒、口腔ケアなどを呼びかけています。また、頭頸部がんは、発生した部位によって症状が異なることや、自覚症状に乏しく、初期症状では気づかれにくい傾向にあります。早期発見・早期治療に繋げるため、同疾患の主な初期症状を本シールに掲載しています。
日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会と楽天メディカルは以前より、無料通話&メッセージアプリViber(バイバー)で使用できるステッカーパッケージ「お買いものパンダ 健康応援Ver.」や、ノエビアスタジアム神戸で開催した「楽天メディカル 頭頸部がん克服デー」など、頭頸部がん克服を目指した啓発活動を行ってまいりました。これからも両者は、さまざまなツールやイベントを通じて、同疾患の予防や早期発見、早期治療のための啓発活動を連携してまいります。
日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会
日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会は1893(明治26)年に設立され、日本医学会連合に加盟する医学系学会としては最も長い131年の歴史を持ち、関連15学会、会員11,000名余を有する学術団体です。耳鼻咽喉科頭頸部外科は耳、鼻、口腔・咽頭、喉頭、気管、食道、頭頸部と広範囲にわたる領域において新生児から老人まで多彩な疾患の診療・研究を行います。日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会は耳鼻咽喉科専門医の育成と、学問・研究の推進および新しい診断・治療法の確立に努めており、国民の健康と医療の将来に貢献します。詳しくはhttps://www.jibika.or.jp/をご覧ください。
楽天メディカル株式会社について
楽天メディカルは、アルミノックス™プラットフォームと呼ぶ技術基盤を基に、薬剤と光を組み合わせた、がんをはじめとした様々な疾患に対する新しい治療法の開発および販売を行うグローバルバイオテクノロジー企業です。同プラットフォームを基に開発した医薬品・医療機器の非臨床試験(非公開データ)では、特定の細胞の選択的な壊死が確認されています。楽天メディカル社は、世界中の一人でも多くの患者さんに、一日でも早く、私たちの革新的な治療法をお届けすることにより「ガン克服。」というミッションの実現を目指しています。本社を構える米国に加え、日本、台湾、スイス、インドの世界5カ国に拠点を有しています。楽天メディカル株式会社は、楽天メディカル社(米国法人)の日本法人です。詳しくは、https://rakuten-med.com/jp/をご覧ください。
頭頸部(とうけいぶ)がんについて
日本では、年間約49,000人*の方が頭頸部がんを発症しています。頭頸部がんとは、頭から鎖骨までの範囲に含まれるがんの総称です(脳と目は除く)。頭頸部は大きく分けて鼻、口腔、咽頭、喉頭といった器官で構成されており、発生部位により、咽頭がん(上咽頭がん、中咽頭がん、下咽頭がん)、喉頭がん(声門がん、声門上がん、声門下がん)、鼻腔・副鼻腔がん(上顎洞がんなど)、口腔がん(舌がんなど)、唾液腺がん、甲状腺がんなどの診断名がつきます。この頭頸部と呼ばれる部位には、呼吸や食事など人間が生きるうえで必要な機能、さらには発声、味覚、聴覚など日常生活に重要な機能が集中しています。これらに障害が起きるとQuality of Life (QOL: 生活の質)に影響を及ぼすため、がんを治すための根治性とQOLのバランスを保った治療法が必要とされています。